選手権の興奮が冷めやらぬまま、現場の指揮官と選手たちは瞬時に頭を切り替えなければなりません。3年生という大黒柱を失ったベンチは、戦術の再構築を迫られます。
新チーム結成からわずか1〜2ヶ月。完成度など期待できるはずもありません。しかし、だからこそ新人戦にはピュアな熱量と予期せぬドラマが宿ります。ここで披露されるプレースタイルや新たな戦術的試みが、春の県総体(インターハイ予選)、そして秋の選手権予選へと続く1年間の骨格を形作ります。
鹿児島県の高校サッカーは、全国的に見ても極めて高水準です。個の技術、フィジカルコンディショニング、そしてピッチ上での判断力。どれをとっても全国上位に喰い込む実力を有しています。新人戦で上位に食い込むことは、全国制覇への第一歩を意味しているのです。