捜査の進展に伴い、事件に関与した疑いで身柄を拘束された被疑者への取り調べが連日行われている。捜査関係者への取材によると、被疑者は自身の関与を一部認めつつも、「指示された通りに車を運転しただけだ」「遺体の詳しい処分方法までは知らなかった」と、自らの責任を軽減させようとするかのような曖昧な供述を繰り返しているという。
捜査当局は、単なる立ち去りや遺棄にとどまらず、犯行の残虐性や計画性を踏まえ、死体遺棄・損壊罪の成立を念頭に厳重な立件を進めている。司法解剖で判明した死因や損傷の時期と、被疑者の供述には複数の食い違いが存在しており、取調室では供述の信用性を慎重に吟味するやり取りが夜遅くまで続いている。実行役の供述の奥に、糸を引く首謀者の存在がちらついている。