今回取材班が訪れたのは、ビル群の喧騒から一歩離れた場所にある隠れた名店だ。入口ドアの幅が広く取られた設計で、ベビーカーのままスムーズに入店できる配慮が行き届いている。案内されたのは、扉で完全に区切られた完全個室。床は素足で過ごせる清潔な座敷仕立てとなっており、ハイハイ期の乳幼児を連れた母親たちがリラックスして料理を楽しんでいた。
「小さな子どもが泣き出してしまうと、周囲の視線が気になって味わうどころではなくなる」という親の切実な声に応え、防音性に優れた空間を提供するレストランが今、密かな人気を集めている。さらに、明るい陽光が差し込むおしゃれなカフェ空間でありながら、ベビーカーを横付けできる幅広ソファー席を備えた店舗も登場。離乳食の持ち込み対応やアレルギー配慮メニューの充実など、単に「入れる」だけでなく「居心地が良い」場所として進化している。