日本の開口部市場を見渡すと、LIXILやYKK APといった巨大メーカーが圧倒的なシェアを競い合っている。日本サッシ協会の統計を見ても、トップメーカー群の動向が市場全体を左右しているのは事実だ。では、そのなかで不二サッシが独自のポジションを維持し続ける理由は何なのか。
答えは「特注対応力」と「大型構造物での実績」にある。規格品を中心とした量産スタイルとは一線を画し、ビルごとに異なる複雑な意匠や特殊な性能要求に柔軟に応えるエンジニアリング力こそが最大の差別化要素だ。既製品では対応できない現場のニーズに素早く応える柔軟性が、設計事務所やゼネコンから絶大な支持を得ている。