嵐が公の場からグループ活動を休止して以降、「事実上の解散ではないか」という憶測が度々飛び交ってきました。しかし、公式発表における経緯を一貫して振り返ると、彼らが「解散」という選択肢を明確に退けていた事実が浮かび上がります。
時計の針を2019年1月27日の公式発表と記者会見に戻しましょう。この日、嵐はファンクラブ動画および緊急記者会見を通じて、2026年12月31日をもってグループ活動を休止することを電撃発表しました。突然の発表に列島中が衝撃に包まれましたが、会見の席で語られたのは「解散」という言葉ではなく、あくまで「活動休止」という表現でした。
発端は2017年6月中旬、リーダーの大野智がメンバー4人を招集し、「自分の嵐としての活動を一度終えたい」「一度何事にも縛られず、自由な生活をしてみたい」と切り出したことにあります。大野一人の意志でグループを解散させるのではなく、また大野を欠いた4人で嵐を継続するのでもなく、全員が納得するまで約1年半にわたって幾度も膝を突き合わせました。その結果導き出した答えが「5人でなければ嵐ではない」という共通認識に基づく活動休止だったのです。