しかし、この機械的なスクリーニングには大きな副作用も生じている。全く不正を行っていないはずの一般ファンからも、「強制退会させられた」という悲痛な声が上がっているのだ。例えば、同じマンションの別室に住む同姓同名の別人が違反を犯した結果、システムが同一人物と誤認して巻き添えにしたケースや、家族でそれぞれ別のアカウントを正当に所有しているケースなどが該当する。
「家族4人でそれぞれファンクラブに入っているだけなのに、全員が突然退会処分になりました。問い合わせても『個別の回答はできない』の一点張りで、あまりにも不条理です」と、あるファンは憤りを隠せない。厳格なルール適用は理解できるものの、サポート窓口の対応不足や、冤罪救済措置の欠如が、ファンの運営不信を急速に深めている。