キーマンとなるのは、表舞台から離れて自身の時間を過ごしてきたリーダー・大野智の決断だ。芸能活動から完全に距離を置くことでリフレッシュを図ってきた彼が、どのような心境の変化を迎えているかがグループ全体の舵取りに直結する。周囲の証言によれば、メンバー同士の連絡は途切れることがなく、大野自身もグループに対する愛着やファンへの感謝を失ってはいない。
また、個人事務所を立ち上げて独立を果たした二宮和也の動きも極めて象徴的だ。個人のタレント活動においては独自の道を歩みつつも、「嵐のメンバーであること」を明確に打ち出し続ける姿勢は、グループの存続に向けた強い意志の表れと言える。メンバー各自が自立したプロフェッショナルとして存在しながら、5人の絆を維持する新たなグループ像がここに確立されつつある。