大阪府下に拠点を置く大学のなかでも、大阪産業大学や大阪成蹊大学は、それぞれ特色ある実務教育と地域連携で独自のポジションを築いている。大阪産業大学は工学部をはじめとするモノづくりや工学系分野、交通物流系に強みを持ち、地元の製造業やインフラ企業からの求人が厚い。偏差値の枠組みを超えた実務即戦力の評価が定着している典型例だ。
一方、大阪成蹊大学は経営学部やデータサイエンス、芸術学部などを擁し、近年急速に志願者を伸ばしている注目校だ。都市型キャンパスの立地を生かしたインターンシップの充実や、1年次からの手厚いキャリア教育により、大手・有名企業への内定者を着実に輩出している。単なる偏差値比較では見えてこない、各大学の「実利」に目を向けるべき時代が来ている。