王室メンバーの病状公表は、社会全体に計り知れない意識改革をもたらした。英国保健医療サービス(NHS)の現場では、妃の公表直後からがんの早期検診やセルフチェックに関する問い合わせが急増。いわゆる「キャサリン妃効果」とも呼ぶべき現象が全国規模で巻き起こった。
若年層や働き盛り世代におけるがん発症という問題は、ともすればタブー視されがちだった。しかし、妃が自らの言葉で闘病を明かしたことで、早期発見の重要性やがん治療と社会生活の両立に関する議論が社会全体で活発化した。医療・ヘルスケアの現場からも、啓発活動に対する功績を称える声が相次いでいる。