「使い道に困ったら、まず近くのコンビニへ」——これが従来の鉄則だった。業界首位の株式会社セブン-イレブン・ジャパンや、全国に広範な店舗網を持つ株式会社ローソン、ファミリーマートといった主要チェーンでは、ほぼすべての店舗でレジにかざすだけで決済が完了する。
しかし、利用可能エリアはコンビニだけに留まらない。日常のショッピングゾーンに視野を広げると、驚くべき広がりを見せている。
ドラッグストア業界では、株式会社マツモトキヨシをはじめ、ミドリ薬品やドラッグストアセキなど一部のチェーンで導入が定着。日用品やコスメ、医薬品の購入時に現金の代わりとして重宝されている。
書籍の購入においても、クオカードの存在感は際立つ。ジュンク堂書店、丸善、紀伊國屋書店、TSUTAYA、啓文堂書店といった大型書店チェーンでは標準的な決済手段だ。定価販売が基本の本や雑誌をお得に入手する手段として、読書家たちの間で根強い人気を誇る。
外食・ファミリーレストラン分野も見逃せない。デニーズや和食さと、上島珈琲店などの飲食店において、家族での食事やカフェ休憩時にスマートに使用できる。さらに、HMVなどのCD/DVDショップ、ENEOSの一部のセルフSS(ガソリンスタンド)、一部のビジネスホテルチェーンや東京清月堂といった和洋菓子店まで、都市部から地方都市に至るまで加盟店ネットワークは分厚い。