クックパッド歴代社長の現在とお家騒動の内幕|創業者復帰と赤字の真相

クックパッド歴代社長の現在とお家騒動の内幕|創業者復帰と赤字の真相

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穐田体制下で右肩上がりだったクックパッドの業績は、お家騒動以降、厳しい下降局面に入りました。かつて営業利益率50%超を誇った高収益体質が崩れ、赤字へと転落した背景には、内外の環境変化と戦略のミスマッチが重層的に存在しています。

第一の要因は、動画レシピメディアやSNSプラットフォームの爆発的台頭です。「クラシル」や「DELISH KITCHEN」といった1分前後のショート動画で調理手順を直感的に見せるサービスが台頭し、若年層を中心にユーザーを急速に獲得しました。さらにInstagramやTikTok、YouTubeなどで料理研究家やインフルエンサーが直接レシピを発信する時代へと移行し、「テキストと写真で検索する」という従来のクックパッドの体験価値が相対的に低下したことが挙げられます。

第二の要因は、有料会員(プレミアム会員)数の減少と広告収入の伸び悩みです。通信キャリアとのセット契約の減少や検索トラフィックの分散に伴い、長年安定したキャッシュを生み出していた有料会員基盤が漸減傾向に陥りました。

第三の要因は、先行投資負担の重さでした。積極的なグローバル展開に伴う現地拠点の維持費や、生鮮食品EC「クックパッドマート」への大規模な設備・システム投資が先行したものの、収益化までのタイムラインが長期化。これが国内レシピ事業の減益と重なり、連結最終赤字を計上する主要因となりました。

小林 直樹
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小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。