アニメ第5期では、秦国が趙国の要所を攻める「黒羊丘(こくようきゅう)の戦い」が主軸として描かれました。総大将・桓騎(かんき)の冷酷無比な奇策と、主人公・信が率いる飛信隊の葛藤が濃密に衝突するシリーズ屈指の重厚なエピソードです。
話数は全13話で構成され、原作コミックスにおける第41巻(第441話)から第45巻(第485話)までのストーリーを忠実にアニメ化しました。歴代シリーズの放送規模や原作範囲を一覧で比較すると、第5期がどのような位置づけであったかが明確に浮かび上がります。
第3期・第4期が2クール(全26話)構成であったのに対し、第5期は「黒羊丘の戦い」という単一の大型戦役を密度の高いクオリティで描き切るため、あらかじめ1クール(全13話)完結として設計されていました。過去作に比べて放送期間が短かったことも、「途中で打ち切られたのではないか」という勘違いを後押しした一因となっています。