味仙 矢場店の真骨頂は、麺類以外のサイドメニューの完成度にもある。多くの客が麺の前に頼む「青菜炒め」は、注文から提供までわずか数十秒という驚異的なスピードで運ばれてくる。ニンニクがガツンと効いた塩味のタレと、シャキシャキとした青菜の歯ごたえが絶妙で、強火の中華鍋でしか生み出せない香ばしさがビールを進ませる。
さらに見逃せないのが、豚の子宮を特製のピリ辛ポン酢ダレとネギで和えた「コブクロ」だ。コリコリとした独特の食感と鮮烈な辛味がクセになり、これをつまみにグラスを傾けるのが地元ファンの鉄板スタイルである。甘辛い濃厚なタレが芯まで染み込んだ「手羽先」も外せない逸品だ。矢場店独自のブレンドによる深いコクと刺激的な味付けは、他店舗の味仙を食べ歩いたマニアからも一目置かれている。