店内でひときわ存在感を放っているのが、ブランドの屋台骨を支える二大看板、「出陣レーベル」と「銅丹レーベル」だ。それぞれが異なる美学を持ち、選ぶ者のライフスタイルを映し出す鏡となっている。
出陣レーベルは、日本の武士道精神や桃太郎の鬼退治をモチーフにした力強いデザインが特徴。右バックポケットに大胆に走る2本のジャパンラインは、単なる装飾ではなく「日本のクラフトマンシップの誇り」の象徴だ。防縮加工を施したヘビーなセルビッチデニムは、日常使いでタフに穿き倒すのに最適なタフネスを備えている。
対する銅丹レーベルは、よりクラシックでエレガントな佇まいを持つ。桃を模した優美なステッチワーク、本藍の風合いを思わせる深みのある色調、特製の内側ポケット布(スレーキ)など、細部に至るまで贅を尽くした仕様だ。シルクのような滑らかな穿き心地と、ヴィンテージデニム特有の味わい深いアタリが同居する。青山店のラックには、この対照的な2つのレーベルがフルラインナップで揃い、実際に手にとってその質感の違いを比較することができる。