痛みが出始めて間もない段階で医療機関にかかるべきか迷う人は多い。日本顎関節学会の診断基準をもとに、今すぐ確認できる危険な初期サインを整理した。以下の項目に複数該当する場合、自然治癒を待つのは得策ではない。
・口を開閉する際、耳の前あたりで「カクッ」「ジャリッ」と異音が鳴る
・人差し指から薬指までの3本を縦にして口に入らない(開口障害)
・硬い食べ物を噛んだ瞬間、顎の付け根から側頭部へ痛みが突き抜ける
・起床時に頬の筋肉が強張り、指で押すと強い圧痛がある
・口をまっすぐ開けられず、左右どちらかに顎が曲がって開く
これらの症状を放置すると、関節包の癒着や下顎頭の骨変形へと進行し、外科的処置を余儀なくされるケースもあるため迅速な見極めが求められる。