この対立構造が国家規模のイベントへと昇華した最大の契機は、明治が企画した公式イベント「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙」である。2018年や2019年に開催されたこの大々的な投票企画では、タレントの松本潤が党首として熱弁を振るい、国民の投票を呼びかけた。さらに、美輪明宏が厳格な眼差しで新党を率いて参戦するなど、エンターテインメント界の巨星たちが本気で火花を散らした。
単なる販促キャンペーンの枠を超え、街頭演説風の動画制作やマニフェストの発信など本格的な選挙戦が展開されたことで、一般ユーザーの熱量は一気に加熱した。選挙期間中には各陣営が支持を表明し合い、国民的な社会現象としてニュース番組や主要メディアでも大きく報じられた。