西野亮廣のライフワークである『えんとつ町のプペル』は、単なる絵本やアニメ映画の枠組みを完全に突破しています。映画第1弾の日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞を経て、その視線は明確にグローバル市場へと据えられています。
現在進行しているプロジェクトの中で特に注目を集めているのが、ミュージカル版の海外本格進出です。ニューヨークのブロードウェイや英国ロンドン・ウエストエンドでの上演を目指し、現地の一流クリエイター陣やプロデューサーと直接契約を結び、トライアウト公演やリーディングワークショップを重ねています。日本の既存IPをそのまま輸出するのではなく、最初から現地の演劇文法に合わせて脚本と音楽を再構築する手法をとっています。
国内市場においては、野外特設テントでの巨大ミュージカル公演や、歌舞伎化、さらには『映画 えんとつ町のプペル2』をはじめとする続編アニメーション映画の企画開発が着々と進行しています。西野が目指すのは「100年愛されるディズニーのようなグローバルIPの構築」であり、その実現に向けた投資の手を緩める気配はありません。