大気圏を突き抜けた先にある未知の世界へと誘うのが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力によって実現した本格的な宇宙展示ゾーンだ。小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型をはじめ、過酷な宇宙空間での活動を支える耐熱シールドやロケットエンジンの燃焼室構造が、惜しげもなく解き明かされている。
重力制御を疑似体験できる「宇宙ヘルメット」や無重力感覚を味わう三次元回転シートなど、全身を使って宇宙物理を学ぶインタラクティブな装置が並ぶ。天文学の抽象的な数式が、五感を通じたリアルな衝撃へと変換される瞬間だ。深宇宙探査の最前線で何が起きているのか。子どもたちだけでなく、同伴した大人が我を忘れてモニタに見入ってしまう理由がここにある。