東京五輪にも登場した女性用小便器はなぜ消えた?サニスタンドの全貌

東京五輪にも登場した女性用小便器はなぜ消えた?サニスタンドの全貌

東京五輪にも登場した女性用小便器はなぜ消えた?サニスタンドの全貌の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

サニスタンドは、私たちが普段目にする男性用小便器や洋式便器とはまったく異なる独特なフォルムをしていた。器具の高さは約50cm前後。便器の開口部が前後に細長くせり出し、便座は存在しない。

実際の使い方は、便器に背を向けて立ち、便器をまたぐようにして中腰(スクワット)の姿勢をとるスタイルが基本とされた。便器の縁には直接肌を触れさせないため、当時の不衛生な汲み取り式や共用便座に対する感染予防・衛生面でのメリットが強調されていたのだ。

しかし、この非接触構造こそが大きなデメリットも生み出した。足を大きく広げて中腰を保つ姿勢は筋力を要し、バランスを崩しやすい。さらにトイレットペーパーで拭き取る動作を行う際にも体勢が不安定になるなど、身体的な負担が極めて大きい構造だった。

鈴木 陽菜
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鈴木 陽菜

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