今、大学が求めているのは、象牙の塔にこもる研究者ではない。社会のスピード感に即応できる実務家だ。
特に生成AIの爆発的な普及や、産業構造の急速な変化に伴い、教科書に書かれた知識はあっという間に陳腐化するようになった。昨日までビジネスの現場で戦っていた起業家や、最先端の技術開発に携わるエンジニアの生の声こそが、今の学生を引きつける強力なコンテンツになる。
また、大学側にとっては「ブランド力の強化」という本音も見え隠れする。著名なクリエイターや元アスリート、有名企業の経営者が教壇に立つことは、志願者数を増やすための格好のプロモーションになるからだ。