京大病院の最大の強みは、基礎研究から臨床応用への圧倒的なスピード感と、各領域のスペシャリストが集結する診療体制にあります。特に京大病院がんセンターでは、消化器がん、肺がん、乳がん、血液腫瘍など多岐にわたるがん種に対し、内科・外科・放射線科・病理診断科の専門医が合同カンファレンスを実施し、患者一人ひとりに最適なプレシジョン・メディシン(個別化医療)を提供しています。
さらに、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)と直結したiPS細胞を用いた臨床研究は、パーキンソン病、角膜疾患、心不全、難治性血液疾患などの領域で臨床試験が着実に進展しており、従来の標準治療では回復が困難だった難病に対する新たな希望として国内外から熱い視線が注がれています。
全国的に知られる名医が数多く在籍していますが、大学病院の構造上、外来診療のすべてをトップ教授が担当するわけではありません。チーム医療制が徹底されているため、主治医だけでなく病棟全体で多角的な診断と治療方針のチェックが行われる仕組みが整っています。