肌の変色と並んで視聴者に強い衝撃を与えたのが、大量の「腹水(ふくすい)」の貯留です。ツイキャス配信などでシャツをめくり、パンパンに膨れ上がった腹部を自ら公開する姿は、SNS上で幾度もトレンド入りし物議を醸しました。妊婦のようにせり出したお腹と、骨と皮ばかりになった手足とのコントラストは、肝硬変の重篤さを如実に物語っています。
腹水が溜まるのは、肝臓で作られるタンパク質「アルブミン」の濃度が血液中で極端に低下し、水分を血管内に保持できなくなるためです。さらに門脈の血圧が異常上昇することで、血管から水分が腹腔内へと漏れ出します。数リットルもの水がお腹に溜まることで内臓や横隔膜が圧迫され、激しい息苦しさ、食欲不振、激痛が患者を容赦なく襲います。
腹水を針で抜く処置(腹水穿刺)を行っても、同時に体に必要なタンパク質や電解質まで失われてしまうため、頻繁に抜くことには命のリスクが伴います。金バエ自身、医師から「このままでは余命いくばくもない」と直接宣告を受けたことを赤裸々に配信で告白しており、死の淵と隣り合わせの生活を送っている現実を明かしていました。