公判を通じて法廷に響き渡った被告らの供述は、傍聴席に強い不快感とやるせなさを残した。北海道警察の取り調べ段階から札幌地方検察庁による法廷での追及に至るまで、被告らの証言には自己保身と責任のなすり合いが透けて見えていたからだ。
事件当時、被害者のキャッシュカードを奪って現金を不正に引き出した行為が強盗致死罪の枠組みに該当するのか、あるいは傷害致死の限度にとどまるのかという点については、審理の初期から激しい火花が散った。Yahoo!ニュースやNHK NEWS WEBなどのメディアでもリアルタイムで詳細が報じられ、若年層のグループ内で生じた些細な金銭トラブルや痴情のもつれが、歯止めの利かない凶行へとエスカレートしていく過程が浮き彫りになった。