現在のレッドソックス外野陣は、若手有望株の急速な台頭によって激しい定位置争いが繰り広げられています。チームは守備範囲の広いディフェンス重視の外野陣を形成しており、吉田の外野守備に対する現地評価は決して高くありません。
ボストンの本拠地フェンウェイ・パーク特有のレフト「グリーンモンスター」の守備対応や、他球場での守備範囲・送球力を考慮した結果、首脳陣は吉田を指名打者(DH専任)として起用する方針を固めました。しかし、DH枠が1人で固定されると、主力の休養や若手の出場機会創出が難しくなるデメリットが生じます。
球団編成を率いるクレイグ・ブレスローCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)をはじめとする首脳陣にとって、ロースターの柔軟性を確保しつつ投手陣のアップグレードを図る上で、DH専任野手の存在はトレード市場での議論の対象になりやすい要因となっています。