ネット上で「グーグルが水に浮かぶ」と検索される背景には、大きく分けて「ブラウザ上の隠しコマンド(イースターエッグ)」と「現実世界で建造された巨大水上施設」という2つの歴史的事実が存在します。多くのユーザーがこの2つの情報を断片的に見聞きし、「Googleが水没する裏技があるのか」「Googleが海の上に本社を作ったのか」と検索窓に打ち込んでいるのが実態です。
1つ目は、ブラウザの物理演算を活用して検索窓やロゴがプカプカと水面に浮かび、魚たちが画面を泳ぎ回るインタラクティブな演出です。これはGoogleがWeb標準技術のデモやエイプリルフール企画などで公開してきた「Googleイースターエッグ一覧」のなかでも、屈指の人気を誇るビジュアルギミックです。
2つ目は、2013年秋に米サンフランシスコ湾のトレジャー島沖とメイン州ポートランド港に突如出現した、4階建ての巨大コンテナ船(通称:Googleバージ船)をめぐる騒動です。当時、極秘裏に進められていたこのプロジェクトは、周辺住民やテックメディアの激しい詮索合戦を引き起こしました。まずは、手軽に体験できる画面上のギミックから順を追って解説します。