どれほど整った輪郭であっても、すべてのキャラクターが同じ輪郭テンプレートでは個性を表現できません。輪郭の「角の丸み」と「骨感の強弱」をコントロールすることで、男女の性差や年齢差を自在に表現できます。
【男性キャラクターの輪郭】
男性を描く際は、骨格と筋肉の硬さを意識した直線的なラインを意識します。エラ(下顎角)の位置をやや低めに設定して顎の底辺に適度な幅を持たせ、首を太く力強く描くことで男らしさが際立ちます。眉骨の隆起を強調し、鼻筋を直線的に通すことで引き締まった印象を与えられます。
【女性キャラクターの輪郭】
女性を描く際は、骨感を感じさせない滑らかな曲線と丸みがポイントです。エラの角張りを極力削ぎ落とし、頬から顎先へ向けてスッと流れるようなラインを描きます。顎先は細く尖らせすぎず、わずかに丸みを残すことで柔らかく女性らしい質感が生まれます。首は細く、肩のラインへなだらかに繋げます。
【年齢差の表現(デフォルメ比率)】
幼い子どもを描く場合は、顔全体の縦横比を1:1に近い横長にし、ふっくらとした下膨れの頬と極端に小さな顎を組み合わせます。逆に大人や成熟したキャラクターを描く場合は、面長寄りの縦長比率にして顎の長さをしっかり確保することで、知的で落ち着いた雰囲気を演出できます。