市販のケアや応急処置を行ってもにおいが収まらない場合、放置して自然治癒を待つのは危険です。婦人科受診の目安と相談のタイミングを逃すと、骨盤内腹膜炎や不妊症などの深刻な合併症へと進行する恐れがあります。
以下のいずれか1つでも当てはまる場合は、ためらわずに婦人科の門を叩いてください。
・生臭い魚のような臭いが3日以上続いている
・おりものの色が黄色、黄緑色、灰色に濁っている
・外陰部に我慢できないかゆみ、熱感、腫れがある
・性交時や排尿時に刺すような痛みを感じる
・下腹部に鈍い痛みや微熱を伴っている
婦人科での診察は、問診とおりものの培養検査・顕微鏡検査が中心となり、所要時間はわずか数分です。細菌性膣症やトリコモナス症であれば、処方される抗菌薬の内服や膣錠の投与によって、多くの場合数日から1週間程度で劇的ににおいとかゆみが改善します。「恥ずかしいから」と市販薬で誤魔化し続けるよりも、専門医による確定診断を受けることが最速の解決ルートです。