南九州の広大な台地に眠る白亜の火山灰「シラス」。古くから建築資材などに使われてきたこの天然素材に、全く新しい価値を見出したのが始まりだった。シラスの粒子は非常に細かく、無数の超微細な孔(あな)を持っている。これが、肌の汚れや古い角質、脂質を吸着する完璧な構造を提供しているのだ。
開発陣が費やした年月は途方もない。単に粉末にするだけでは皮膚を傷つけてしまう。試行錯誤の末、肌を痛めない極限の丸みを持つ「超微粒子」へと加工する技術を確立した。化学合成の界面活性剤に頼らずとも、不要な皮脂だけを優しく絡め取る。現代の皮膚科学が到達したひとつの答えが、ここにある。