ドラマの劇中で原口元子が放つ言葉は、男社会の欺瞞や偽善を鋭く抉り出す名セリフの宝庫です。視聴者の胸を熱くさせた黒革の手帖における原口元子の名言をピックアップします。
「私は男の人のお金で店を出してもらうような、みっともない真似はいたしません」
パトロンの庇護を受けて店を持つのが常識だった銀座の夜の世界において、元子は自力で奪い取った資金でのし上がることに異常なまでのプライドを覗かせます。
「私のバックには、誰一人ついていません。あるのは、この黒革の手帖だけです」
大物フィクサーや権力者を前にしても一歩も引かず、自らの一冊の手帳だけを武器に立ち向かう元子の気迫が凝縮された、シリーズ屈指の決め台詞です。
「借りを返して何が悪いんですか? 私は自分の人生を生きているだけです」
理不尽に搾取されてきた派遣・契約社員としての過去を振り捨て、奪われた尊厳を自らの手で奪い返す元子の覚悟は、理屈を超えた痛快さを生み出しています。