欠航のアナウンスが流れた瞬間、空港の振替カウンターには数分で数百人の長蛇の列ができる。その列の最後尾に並んだ時点で、当日中の代替便や近くのホテル枠を確保できる確率は絶望的に低くなる。プロの旅人は決して行列に並ばない。
通知を受け取ったら、まずスマホを開き、公式アプリまたはウェブサイトから直接「セルフ振替」の手続きを進めるのが最速だ。近年の航空各社は、アプリ上で数タップで翌日便や他便への振り替えを完了できるシステムを構築している。行列で30分消費する間に、アプリ上の空席は刻一刻と埋まっていく。
もしアプリがアクセス集中でサーバーダウンしているなら、海外拠点のコールセンターや英文版チャットサポートにアクセスする手もある。日本語の電話窓口がつながらない時でも、英語のラインや海外窓口なら数分でオペレーターに繋がることが珍しくない。足止めされた場所でただ並ぶのではなく、デジタルを駆使して「別ルートから攻める」のが鉄則だ。