近年、芸能界では大手事務所からの独立や契約トラブルが相次いでいますが、ケイダッシュグループにおいては看板タレントの離脱が極めて少ないことで知られています。その背景には、事務所とタレントの間に築かれた深い信頼関係と「役者ファースト」の経営方針があります。
例えば、世界的な名優として活躍する渡辺謙氏がハリウッド映画へ本格進出を果たした際、ケイダッシュは日本国内のスケジュールを大幅に調整し、海外エージェントとの連携を全面バックアップしました。また、高橋克典氏は創業期から事務所を支える大黒柱として、テレビ朝日系『サラリーマン金太郎』や『特命係長 只野仁』シリーズなどで社会現象を巻き起こし、現在も第一線で活躍を続けています。
さらに象徴的なのが、難病(特発性大腿骨頭壊死症)の治療のため無期限で芸能活動を休止していた坂口憲二氏への対応です。休養中も事務所は本人の意思と体調回復を最優先に見守り続け、焙煎士としての新たな挑戦を尊重。体調の回復とともにドラマ復帰を果たした際にも、本人のペースに合わせた無理のないマネジメントを徹底しました。目先の利益よりもタレント個人の人生と健康を尊重する姿勢が、所属者からの絶大なロイヤルティにつながっています。
バラエティ部門を支えるオードリーに関しても、若手時代の下積み期から劇場ライブの機会を提供し続け、ブレイク後も深夜ラジオ『オールナイトニッポン』や東京ドームライブなどの大規模プロジェクトを事務所総出で後押ししてきました。こうした手厚いサポート体制こそが、ケイダッシュの真の強みと言えます。