国生さゆりの恋愛遍歴を語る上で、日本を代表するグラフィックデザイナー・故長友啓典氏との関係は避けて通れない。2000年代後半、写真週刊誌のスクープによって明るみに出た二人の交際は、大人の恋愛として芸能界やカルチャー界隈で大きな注目を浴びた。
長友氏の知的なダンディズムと、ストレートに感情をぶつける国生の情熱。二人は公私にわたって深い絆で結ばれていたが、最終的に結婚へと至ることはなかった。のちに長友氏が他界した際、彼女が見せた深い哀悼の意は、単なるスキャンダルを超えた本物の人間愛が存在していたことを証明している。
テレビ放送業界のトーク番組でも度々このロマンスに触れられたが、彼女は常に相手への敬意を失わなかった。酸いも甘いも噛み分けた彼女の恋愛観は、この時期に決定的な深みを増したといえる。