フレンチブルドッグのパイドが圧倒的な支持を集め続ける最大の理由は、「世界に二頭と同じ柄が存在しない」といわれるほどの圧倒的な個性にあります。ベースとなるホワイトの毛色の上に、絵の具を落としたかのように配置される斑(ぶち)模様は、愛嬌のある顔立ちをさらに引き立てます。
ひとくちにパイドといっても、その模様のパターンは実に多彩です。片方の目の周りだけに黒が入る「片パンダ(アイパッチ)」や、両目を覆う「メガネ柄」、背中に大きなブチが点在するタイプなど、柄の入り方ひとつで印象がガラリと変わります。また、黒の斑が入る一般的なパイドだけでなく、淡い黄褐色の斑が入る「ハニーパイド(フォーンパイド)」と呼ばれる希少カラーも、優しく柔らかな雰囲気から高い人気を誇っています。
フレンチブルドッグの代表的な毛色であるブリンドルとの違いについて迷う方も少なくありません。全身が黒褐色ベースで細かな差し毛が入るブリンドルが重厚感やワイルドさを感じさせるのに対し、パイドはポップで明るく、親しみやすい印象を与えます。この唯一無二のビジュアルが、多くのオーナーを虜にする決定的な要因となっています。