幼少期から思春期にかけて、母親に対して強い怒りや不信感を抱いていた冨永愛さん。しかし、自らが出産を経験し、1人の母親として息子を育てる中で、実母への心情に大きな変化が訪れました。
3人の娘を女手一つで養うために必死だった母の孤独や弱さを、大人になった冨永さんは次第に受け止められるようになります。かつては激しく衝突していた実家の母親とも対話を重ね、長い年月をかけて確執を氷解させていきました。
壮絶な過去を否定するのではなく、自らの糧として受け入れたことで、現在の冨永愛さんが持つ圧倒的な深みと母性の強さが形成されたといえます。