脳移植は禁断の医療か?意識の連続性と生命倫理が直面する現実

脳移植は禁断の医療か?意識の連続性と生命倫理が直面する現実

脳移植は禁断の医療か?意識の連続性と生命倫理が直面する現実についての真相を徹底解説します。

生体の脳を丸ごと外科的に移し替えるアプローチと並行して、まったく別の角度から身体の檻を突破しようとする勢力がいる。イーロン・マスク率いるNeuralinkをはじめとするブレイン・マシン・インターフェース(BCI)開発企業だ。彼らが目指すのは、肉体というハードウェアの交換ではなく、脳のシグナルそのものをデジタル空間や機械の義体へと接続する技術である。

極小の電極アレイを大脳皮質に埋め込み、思考だけで外部機器を操作する臨床試験はすでに目覚ましい成果を挙げている。生身の神経を繋ぎ直すバイオテクノロジーと、神経信号をデジタル言語に変換するシリコン技術。この二つが交わったとき、物理的な脳の移植手術を必要とせずとも、意識だけを新たな容れ物へと移し替える「情報としての脳移植」が現実味を帯びてくる。マスク氏が語る「人間と人工知能の共生」は、まさに肉体の制約からの完全な脱出を意味している。

小林 直樹
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小林 直樹

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