この人工島を語る上で欠かせない存在が、すぐ隣に佇む舞洲ゴミ処理場(大阪広域環境施設組合舞洲工場)だ。同じくフンデルトヴァッサーが外観デザインを手がけた清掃工場であり、青と白を基調としたスラッジセンターに対し、ゴミ処理場は燃える炎を象徴する赤と黄色のストライプが力強く躍動している。
2つの巨大プラントが並び立つ光景は、遠景から眺めるとまるで異世界のツインタワーだ。かつて埋立処分場として機能していたベイエリアが、最先端の環境エネルギー拠点へと変貌を遂げた象徴的な景観といえる。
行政の縦割りを越えて景観と環境調和を追求したこの一帯は、いまや大阪湾岸の都市ブランディングにおいて決定的な役割を果たしている。