長年、お茶の間に夫婦の爆笑エピソードを提供し続けてきたふたりですが、その裏では深刻な亀裂が静かに広がっていました。大きな転換期となったのは、真平氏が定年退職を迎えて四六時中自宅に居座るようになった時期です。
上沼さんは自著やテレビの特別番組において、夫の言動や存在そのものが過度なストレスとなり、心身に深刻な不調をきたす「夫源病(ふげんびょう)」に苦しんでいた過去を赤裸々に告白しています。眩暈や自律神経失調症に悩まされ、「夫がリビングに入ってくる足音が聞こえるだけで動悸がした」「同じ空間にいるだけで息が詰まる」という極限状態にまで追い詰められていました。
ふたりの間には長男と次男という2人の息子が誕生し、すでに独立を果たしています。子育てという共通のプロジェクトを終えた段階で、長年抱えてきた価値観のズレと主従関係のようなプレッシャーが限界に達しました。その結果、2018年頃から段階的に別居がスタート。大阪・箕面市にある白亜の自宅豪邸から真平氏が市街地の別宅マンションへ拠点を移す形となり、実質的な「卒婚」状態へと移行しました。