名簿作成や請求書作成などで、「氏名」と「住所」、あるいは「商品名」と「数量」を1つのセルにまとめつつ、見やすく改行して表示させたい場面があります。手作業で1行ずつAlt + Enterを入力するのではなく、数式を使って動的に改行を挿入するのが実務における王道です。
ここで活躍するのが、文字コードから対応する文字を返すCHAR(キャラクター)関数です。
=A2 & CHAR(10) & B2
Windows環境のExcelにおける改行コード(Line Feed: LF)の文字コード番号は「10」です。上記のようにセル同士をアンパサンド(&)とCHAR(10)で結合することで、A2セルの内容とB2セルの内容の間に改行が挿入されます。
複数列をまとめて結合する場合は、Excel 2019以降やMicrosoft 365で利用可能なTEXTJOIN関数を活用するとさらに簡潔に記述できます。
=TEXTJOIN(CHAR(10), TRUE, A2:D2)
※注意点として、数式でCHAR(10)を挿入した直後はセル幅が広がらず1行に見えることがあります。この数式を設定したセル範囲を選択し、必ず「折り返して全体を表示する」をONにしてください。