「血糖値に良いならたくさん飲もう」と考えるのは禁物です。牛乳には糖質(乳糖)や脂質、カロリーが含まれているため、過剰摂取はかえってエネルギーオーバーを招き、内臓脂肪の蓄積やインスリン抵抗性の悪化につながります。
糖尿病予防を目的に飲む場合、1日の適量はコップ1杯(約150〜200ml)を目安にしてください。毎食ごとに何杯も飲むのではなく、血糖値が上がりやすい「朝食」または「夕食」の直前に絞って1杯飲むのが賢明な付き合い方です。
脂質やコレステロール値が気になる方には、低脂肪牛乳や無脂肪牛乳の活用も選択肢に入ります。低脂肪タイプであっても、血糖値抑制の鍵であるホエイプロテインやカルシウムはしっかり残されているため、インクレチン分泌のサポート力に大きな遜色はありません。ご自身の脂質代謝や好みの風味に合わせて賢く選ぶことが、無理のない継続への近道です。