かつて彼の主戦場は、紙面や街頭の大型ビジョンだった。米ニューヨーク・タイムズ紙への全面広告掲載や、タイムズスクエアのビジョンを使った「ビビンバ」や「軍艦島」のPR広告。巨額のクラウドファンディングで資金を集め、欧米の有名メディアを巻き込む手法は、当時の韓国内で熱狂的な支持を集めた。
しかし、時代は変わった。2026年の今、主要な戦場はX(旧Twitter)やInstagram、YouTube、そしてShorts動画へと完全に移行している。低予算かつ即時性の高いSNSを駆使し、問題とみなした画像や動画のスクリーンショットに厳しい批判コメントを添えて投下する。このデジタル時代の「ゲリラ的抗議手法」こそが、莫大な拡散力を生み出すエンジンとなっているのだ。