「エアコンを切ったのに部屋がサウナのようにムッとする」という現象は、内部クリーンの動作プロセスそのものに理由がある。
内部クリーンは短時間で効率よく熱交換器を乾かすため、送風だけでなく微弱な暖房運転やヒーター加熱を組み合わせている機種が多い。エアコン内部の結露水が温風によって気化し、部屋の中へと排出されるため、運転中は室温が一時的に1〜2℃上昇し、湿度が急上昇する。これが「エアコンを切ったのに部屋が暑くなる理由」の正体だ。
また、内部クリーン稼働時に「すっぱい臭い」や「生乾き臭」を感じることもある。これは、内部に付着していたホコリや微細な汚れ、カビの胞子が熱気と湿気とともに部屋へ吹き出されることが主な要因だ。
不快な臭いや室温上昇を抑える対策としては、内部クリーン運転中に部屋の換気扇を回すか、窓を数センチ開けておくことが効果的だ。さらに、2週間に1回程度のペースでエアフィルターのホコリを掃除機で吸い取るだけでも、吹き出す臭いを大幅に抑えられる。