サモトラケのニケなぜ首がない?ルーヴルの至宝とナイキ由来の真相

サモトラケのニケなぜ首がない?ルーヴルの至宝とナイキ由来の真相

サモトラケのニケなぜ首がない?ルーヴルの至宝とナイキ由来の真相の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

Q1:サモトラケのニケを作った作者は特定されているのですか?
A1:作者は諸説あり、完全には特定されていません。かつては台座付近の刻銘からロドス島の彫刻家「ピトクリトス(Pythokritos)」の作とする説が有力視されていましたが、近年の考古学的調査では、ロドス島の工房に所属していた複数の優れた彫刻集団による共同制作であった可能性が高いと考えられています。

Q2:ルーヴル美術館の中で、ニケはどのルートで行くのが一番早いですか?
A2:ルーヴル美術館のメインエントランス(ガラスのピラミッド下)から「ドゥノン翼(Denon)」の入口を入り、そのまま直進して大階段を上がると、正面にサモトラケのニケがそびえ立っています。モナ・リザやミロのヴィーナスへ向かう導線の中心に位置しているため、非常にアクセスしやすい場所にあります。

Q3:なぜ見つかった「右手」を彫像本体に取り付けないのですか?
A3:右手と胴体をつなぐ「右腕(上腕から前腕)」の大部分がいまだに発見されていないためです。腕の位置や角度を正確に特定できないまま無理に接合すると、オリジナルのプロポーションを損なう恐れがあります。そのため、ルーヴル美術館では本体と分離し、独立した学術資料として近くに展示する方針をとっています。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。