肩の激痛は心臓病のサイン?命を救う放散痛の見分け方と受診目安

肩の激痛は心臓病のサイン?命を救う放散痛の見分け方と受診目安

肩の激痛は心臓病のサイン?命を救う放散痛の見分け方と受診目安について見逃せない 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

心臓の血管(冠動脈)に起きるトラブルとして代表的なものが「狭心症」と「心筋梗塞」です。どちらも肩の放散痛を引き起こしますが、その病態の深刻度と持続時間には大きな違いがあります。

狭心症は、動脈硬化などによって冠動脈が狭くなり、一時的に心筋への血流が不足する状態です。体を動かした際に左肩や胸にズキズキとした痛みや圧迫感が生じますが、安静に座って深呼吸をしていれば通常2〜15分程度でおさまるのが特徴です。しかし、この段階はあくまで「警告」であり、放置すれば完全な血管閉塞へと移行します。

一方の心筋梗塞は、血栓などによって冠動脈が完全に詰まり、心筋細胞が壊死し始める極めて危険な急性疾患です。心筋梗塞の初期症状としての肩の痛みは、狭心症よりもはるかに強烈で、安静にしていても治まらず20分〜30分以上持続します。「左肩がもぎ取られるような激痛」「胸に鉛を乗せられたような苦しさ」と表現されることも多く、一刻も早い血流再開治療が命を左右します。

「左肩の違和感が数分で消えたから大丈夫」と自己判断してはいけません。発作の間隔が短くなったり、わずかな動作で左肩がズキズキと痛んだりする状態は、急性心筋梗塞の前触れである「不安定狭心症」の危険サインです。

吉田 誠
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吉田 誠

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