二人の出会いは、数多くのタレントを輩出してきた名門・日の出高校(現・目黒日本大学高校)の芸能コースでした。同じ学年に在籍していた彼女たちは、入学当初からすぐに意気投合したわけではなく、互いに学業とハードな仕事を両立させる中で自然と距離を縮めていったと伝えられています。
当時、すでにティーン向けファッション誌の看板モデルやCMでブレイクしていた新垣結衣と、映画の主演などで演技派としての頭角を現していた多部未華子。教室では気取らない素顔を見せ合い、互いの呼び方についても新垣が多部を「みかちゃん」、多部が新垣を「ゆい」「ガッキー」と親しみを持って呼び合うなど、極めて自然体な友人関係を築いていました。
目黒日本大学高校(旧・日の出高校)の芸能人同級生たちの構図当時、彼女たちの学年周辺にはアイドルや人気俳優が多数在籍していました。そうした華やかな環境にあっても、多部未華子と新垣結衣は浮足立つことなく、飾らない人柄同士で波長が一致。仕事の多忙さやプレッシャーを唯一理解し合える「心の避難所」として、かけがえのない親友関係へと発展していきました。
後にテレビ番組やインタビューで同級生時代を振り返る際にも、多部が明かしたさっぱりとした性格と、新垣の持つ柔らかくも芯の強い気質が絶妙に噛み合っていた様子が窺えます。華やかな脚光を浴びる裏側で、普通の女子高生としての時間を共有できた経験こそが、二人の絆の揺るぎない土台となったのです。