受験業界で囁かれる「東洋は就職課が手厚い」「日東駒専の中でも就職実績が抜きん出ている」という東洋大学経済学部 評判は、単なる宣伝文句なのでしょうか。大学公式の進路決定データおよび主要就職情報各社の統計から、その裏付けを精査しました。
大学の公式発表資料によると、経済学部の卒業生決定率は毎年96〜98%前後という極めて高い水準を維持しています。特筆すべきは、就職先の「質の変化」です。
東洋大学経済学部 就職実績の内訳を見ると、従来強みを持っていた地方銀行や信用金庫だけでなく、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループなどのメガバンクや、大和証券、明治安田生命保険といった大手金融機関への採用数が堅調です。さらに、NTTデータグループ、日立システムズ、富士通などの大手SIer・ITサービス企業、JR東日本、積水ハウス、ニトリなどの大手企業にも毎年安定した合格者を出しています。
取材班が実際に就活を終えた経済学部の学部生複数名にヒアリングを行ったところ、白山キャンパスのキャリアセンターに対する高い評価が共通して聞かれました。
「1・2年次から受講できるキャリア支援講座が充実しており、履歴書の添削や模擬面接は何度でも予約可能でした。大手町や日本橋のオフィス街まで三田線ですぐに出られるため、午前中に大学の講義を受け、午後からインターンシップに参加するスケジュールが無理なく組めたのが最大の勝因です」(金融業界内定・経済学科4年男子学生)
東洋大学 白山キャンパスの立地優位性と、大学側が長年培ってきた就職ガイダンス体制が合致し、就職実績の数字を支えている構造が浮き彫りになります。