長期にわたる人気シリーズゆえ、インターネット上では過去に「内田有紀がドクターXを降板するのではないか」という憶測が飛び交った時期がありました。しかし、この降板説は完全な誤解であり、ドラマ内のドラマチックなストーリー展開が発端となっています。
最大の契機となったのは、2016年放送の第4シリーズ終盤です。城之内博美自身が進行期の完全切除不能な局所進行膵臓がんに侵され、倒れてしまうという衝撃の展開が描かれました。最終話で未知子が「私、失敗しないので」と涙ながらに立ち向かい、奇跡的なオペで博美の命を救う場面は、シリーズ屈指の名エピソードとして語り継がれています。
この重病設定を受け、視聴者の間で「城之内先生が亡くなって退場するのではないか」「内田有紀が次のシリーズから抜けるのでは」という不安がネット掲示板やSNSを中心に拡散。これがいつしか「降板の噂」として独り歩きしてしまったのが真相です。実際にはその後もレギュラーとして活躍を続け、劇場版に至るまで大門未知子の不動の相棒として出演を完走しました。