「お守り」としてカバンやポケットに専用アイテムを常備しておくだけでも、車内での予期不安を大幅に緩和できます。
乗り物酔い由来の気持ち悪さや三半規管の過敏さに悩んでいるなら、水なしで素早く飲めるチュアブル・速崩タイプの市販酔い止め薬を携行するのがおすすめです。抗ヒスタミン成分やスコポラミン臭化水素酸塩水和物などが配合された医薬品は、乗車30分前の服用はもちろん、不快感の兆候が出始めた直後の頓服としても高い効果を発揮します。
薬に頼りたくない場面では、薬局や通販で手に入る「乗り物酔い防止リストバンド」が実用的な選択肢となります。内関のツボに当たる部分に突起が配置されたバンドを手首に巻いておくだけで、乗車中ずっと持続的なツボ刺激が得られます。
さらに、個包装のブドウ糖タブレットやラムネ菓子は、低血糖を感じた際の即効性あるエネルギー補給源として鞄に常備しておいて損はありません。また、満員電車の騒音や周囲の雑音による聴覚ストレスを遮断するノイズキャンセリング機能付きイヤホンを活用し、心拍数を落ち着かせるヒーリング音楽を小音量で流すことも、自律神経の過剰な興奮を抑え込むのに極めて効果的です。