時計の針を戻そう。2000年代前半、日本の若者文化を根底から揺さぶったのが「青春パンク」と呼ばれる一大ムーブメントだった。その爆心地にいたのが、まさに175Rだ。2003年、インディーズ盤としてリリースされた「ハッピーライフ」は全国のCDショップやラジオ局を駆け巡り、一瞬にして全国区のアンセムとなった。
間髪入れずに放たれたメジャーデビューシングル「空に唄えば」は、オリコンチャートで初登場1位を記録。キャッチーなメロディラインと、誰もが胸を打たれる直球の歌詞。青臭くもまっすぐなボーカルが、傷つきやすい若者たちの心に突き刺さった。あの時代、誰もが彼らの歌を口ずさみ、ライブハウスの床を激しく揺らしていたのだ。