茨城県内には現在、32市10町2村の合計44市町村が存在します。茨城県44市町村位置関係を正しく把握するには、中心となる主要都市の配置と、かつて85あった自治体が再編された歴史的背景を知ることが近道です。
茨城県主要都市位置図を見渡すと、県の中央やや北寄りに水戸市が鎮座し、南西部に国内有数の学術研究拠点であるつくば市が位置しています。日立市が北部の海岸線を支え、土浦市が霞ヶ浦西岸の交通要衝として機能し、鹿嶋市が東部沿海部の産業拠点として対峙するレイアウトです。
現在の茨城県市町村地図の形になった背景には、2000年代前半から中盤にかけて進められた茨城県市町村合併経緯があります。例えば、旧水海道市と石下町が合体して「常総市」が誕生し、旧下館市・関城町・明野町・協和町が集約されて「筑西市」が新設されました。行方市や鉾田市、かすみがうら市、つくばみらい市などもこの時期の合併によって誕生した新市です。
合併によって1つの自治体の面積が大きく広がったため、現在の市町村地図を読み解く際は、旧町村単位の歴史や生活圏を意識することで、地域のリアルな繋がりがより明確に見えてきます。