SNSやネット掲示板で定期的に話題になるのが、「赤(またはピンク)の保険証は勝ち組」「青は普通」といった言説だ。この噂の背景には、大企業の健康保険組合(組合健保)が赤やピンク系のカードを採用しているケースが比較的多いという事実がある。
大企業の組合健保は、福利厚生が手厚く、保険料の自己負担割合が低く抑えられていることが多い。そのため、「赤=大企業勤務=高年収・勝ち組」というイメージが一人歩きしてしまったのだ。しかし、これはあくまで一部の傾向に過ぎない。実際には、中小企業の協会けんぽでも赤に近い色を採用している地域があったり、逆に超一流企業の組合健保が地味なグレーや青を採用しているケースもある。色だけで個人の年収やステータスを正確に測ることは不可能なのだ。